2011イタリア旅行記~日本からローマ~
2011年 08月 11日
チャオ~トゥッティ~!みなさんお元気ですか?
今年もまたイタリアへ行ってきました!
去年のイタリア旅行記もまだ書き終わっていないのに(汗)、ブログを追い越して行ってまいりました。
イタリアは今年で6回目。
留学を含めると34都市以上を訪れております。
今年は「サルデーニャ」へ。
みなさんも薄々お気付きかとは思いますが、イタリアという国はものすごくバカンツァが長いのです。
8月丸々1ヵ月休みっていうのも珍しくありません。
そんな中、ミラノやローマやフィレンツェなどの都市部へ行ってしまいますと、軒並みレストランやお店が休み・・・!なんてことになってしまうので、私はイタリア人(ヨーロッパ人)がこぞってバカンツァに行くリゾート地、サルデーニャに行くことにしたのであります。
日本からサルデーニャへの直行便はありません。
ちょっと大変ですが、格安航空券で日本→北京→ローマ→カリアリ(サルデーニャ)という空路でございます~。
さ、始まり始まり~。
まず、羽田で日本のこの美しいトイレにさようならをして・・・。 3時間半ほどのフライトで北京へ。 朝食に持ってきたパンを二つ食べたら直後に機内食が出てきた。
完全にダイエットは頭から消去っっっ!!!
さらに13時間のフライトを経てようやく現地時間の18:30にローマのフィウミチーノ空港へ着きました~!
入国審査のイタリア人に「チャオ~!」と挨拶すると、さっそく「お元気ですか~?HIROMI~!」とちゃんと名前を呼んで笑顔でウインク☆というサービスっぷり。
きゃいん!
そしてローマ空港のトイレで早速お尻が濡れるというイタリアの洗礼を受けまして・・・。
(トイレに流せる除菌シートを持っていっていたのにもかかわらずやられてしまった。ちなみにこれは必須の持ち物です。)
やっと着いたよぉ~!
この黄色い機械で必ず切符に刻印をしないと罰金を取られますよ~。最近は特に厳しいんです。
そのくせnon funziona(ノン フンツィオーナ)壊れているのが多い。。。
ねぇ、直そうよ~(笑)。
電車が来るまで早速バールにてカッフェを一杯。
私はこのイタリアのバールという文化がとてもとても好きなのよ~!
そして駅のどこにも、「テルミニ駅行き何番」とか「テルミニ駅行き何時発」という案内の「あ」の字も一切無い。
世界から人が集まるイタリアの首都、ローマの空港でこの不親切さが笑いを誘う。
乗った電車でシニョーラに尋ねる。
「この電車はテルミニに行きますか?」
「いいや、これは行かないよ。テルミニ行きは真ん中の線だよ。2番のりばね。」
「ありがとう~。」
と、まぁいきなりこんな感じであやうく違う土地へ連れて行かれそうになるも、イタリア人の親切によって救われる。
いや、案内があればスムーズに乗れるはずなんだけどね、イタリアという国は全く親切なんだが不親切なんだか本当に良く分からんな(笑)!!!
テルミニに着いてからもまた難関。
ローマは3回目、イタリアには慣れているのでホテルの地図を持ってきていなかった。
テルミニから歩いて3分くらいのホテルのはずなんだけど、無い。
そこで小さなお店に入ってイタリア人に尋ねる。
「このホテルを探してるんだけど。この住所はどこらへんですか?」
「あ~、ここはたぶんこっちから下の方だね。・・・と僕は思うよ。だって裏の通りの数字は駅に向かって数字が若くなって行ってて、この隣が○番だからたぶん、うん。そうだ、下だよ。」
イタリア人は親切だ。
だが決して正確ではない。
かなりアバウトな上に、自分の思い込み、自分なりの計算方法、それを自分に言い聞かせるように私にも教えてくれる。
はっきり言ってイタリア人にきくよりも、本当は自分を信じた方が正しい場合が多い。
けれども現地でイタリア人としゃべりたい私は、分かっていても声をかけるのである。
案の定、教えてもらった方はホテルとは真逆の方で、どんどん遠ざかっていった。
また別の人に尋ね、さっきの店の前をまた通り過ぎ(笑)、ようやくホテルに到着。
ホテルは、一つの建物に小さなホテルがフロアごとに入っているところだった。
だから分かりづらかったんだね。
ロビーに入って「やっと到着したよ~~~~!!!」と半ば叫ぶと「道に迷ったのかい?君が日本から予約してた・・・ヒロミだね!」とフロントの陽気なおじさんが迎えてくれる。
「イタリア語上手だねぇ~。」
「ちょっとだけ留学してたからね~。」なんておしゃべりをし、受け取った鍵を持って部屋へ。
さ、イタリアらしい第二関門。
ドアが開かない~(笑)!
昔、「イタリアの鍵事情」ってブログを書いたこともあるくらい、イタリアの古い建物は鍵を開けるのが難しい。
またしてもフロントに「部屋のドアの鍵が開けられないよ~!」と言いに行くとおじさん大笑いしながら
「おお!それは問題だなぁ~!」とすぐ助けに来てくれた。
ホテルの部屋に入るというだけなのに、こんなにスリリングで楽しいイタリア!
ヤバイ!好き過ぎる!!!
こんなに開けるのが難しい古いドアも、閉めるとオートロックなんだよなぁ~。不思議。
ホテルのおじさんもすっかり私のことが気に入り、「君は笑顔がいいね!いつも笑っていてとても感じがいい!いい表情してるよ~。」と褒められた♪
おじさんに美味しいリストランテを教えてもらって最初の食事に。 美味しかったぁぁぁぁ~~~!
そしてなんてことない建物の門があまりに素敵過ぎてパチリ。 イタリア一日目の夜は、ぐっすり深い眠りに付きました。
今年もまたイタリアへ行ってきました!
去年のイタリア旅行記もまだ書き終わっていないのに(汗)、ブログを追い越して行ってまいりました。
イタリアは今年で6回目。
留学を含めると34都市以上を訪れております。
今年は「サルデーニャ」へ。
みなさんも薄々お気付きかとは思いますが、イタリアという国はものすごくバカンツァが長いのです。
8月丸々1ヵ月休みっていうのも珍しくありません。
そんな中、ミラノやローマやフィレンツェなどの都市部へ行ってしまいますと、軒並みレストランやお店が休み・・・!なんてことになってしまうので、私はイタリア人(ヨーロッパ人)がこぞってバカンツァに行くリゾート地、サルデーニャに行くことにしたのであります。
日本からサルデーニャへの直行便はありません。
ちょっと大変ですが、格安航空券で日本→北京→ローマ→カリアリ(サルデーニャ)という空路でございます~。
さ、始まり始まり~。
まず、羽田で日本のこの美しいトイレにさようならをして・・・。
完全にダイエットは頭から消去っっっ!!!
さらに13時間のフライトを経てようやく現地時間の18:30にローマのフィウミチーノ空港へ着きました~!
入国審査のイタリア人に「チャオ~!」と挨拶すると、さっそく「お元気ですか~?HIROMI~!」とちゃんと名前を呼んで笑顔でウインク☆というサービスっぷり。
きゃいん!
そしてローマ空港のトイレで早速お尻が濡れるというイタリアの洗礼を受けまして・・・。
(トイレに流せる除菌シートを持っていっていたのにもかかわらずやられてしまった。ちなみにこれは必須の持ち物です。)
やっと着いたよぉ~!
この黄色い機械で必ず切符に刻印をしないと罰金を取られますよ~。最近は特に厳しいんです。
そのくせnon funziona(ノン フンツィオーナ)壊れているのが多い。。。
ねぇ、直そうよ~(笑)。
電車が来るまで早速バールにてカッフェを一杯。
私はこのイタリアのバールという文化がとてもとても好きなのよ~!
そして駅のどこにも、「テルミニ駅行き何番」とか「テルミニ駅行き何時発」という案内の「あ」の字も一切無い。
世界から人が集まるイタリアの首都、ローマの空港でこの不親切さが笑いを誘う。
乗った電車でシニョーラに尋ねる。
「この電車はテルミニに行きますか?」
「いいや、これは行かないよ。テルミニ行きは真ん中の線だよ。2番のりばね。」
「ありがとう~。」
と、まぁいきなりこんな感じであやうく違う土地へ連れて行かれそうになるも、イタリア人の親切によって救われる。
いや、案内があればスムーズに乗れるはずなんだけどね、イタリアという国は全く親切なんだが不親切なんだか本当に良く分からんな(笑)!!!
テルミニに着いてからもまた難関。
ローマは3回目、イタリアには慣れているのでホテルの地図を持ってきていなかった。
テルミニから歩いて3分くらいのホテルのはずなんだけど、無い。
そこで小さなお店に入ってイタリア人に尋ねる。
「このホテルを探してるんだけど。この住所はどこらへんですか?」
「あ~、ここはたぶんこっちから下の方だね。・・・と僕は思うよ。だって裏の通りの数字は駅に向かって数字が若くなって行ってて、この隣が○番だからたぶん、うん。そうだ、下だよ。」
イタリア人は親切だ。
だが決して正確ではない。
かなりアバウトな上に、自分の思い込み、自分なりの計算方法、それを自分に言い聞かせるように私にも教えてくれる。
はっきり言ってイタリア人にきくよりも、本当は自分を信じた方が正しい場合が多い。
けれども現地でイタリア人としゃべりたい私は、分かっていても声をかけるのである。
案の定、教えてもらった方はホテルとは真逆の方で、どんどん遠ざかっていった。
また別の人に尋ね、さっきの店の前をまた通り過ぎ(笑)、ようやくホテルに到着。
ホテルは、一つの建物に小さなホテルがフロアごとに入っているところだった。
だから分かりづらかったんだね。
ロビーに入って「やっと到着したよ~~~~!!!」と半ば叫ぶと「道に迷ったのかい?君が日本から予約してた・・・ヒロミだね!」とフロントの陽気なおじさんが迎えてくれる。
「イタリア語上手だねぇ~。」
「ちょっとだけ留学してたからね~。」なんておしゃべりをし、受け取った鍵を持って部屋へ。
さ、イタリアらしい第二関門。
ドアが開かない~(笑)!
昔、「イタリアの鍵事情」ってブログを書いたこともあるくらい、イタリアの古い建物は鍵を開けるのが難しい。
またしてもフロントに「部屋のドアの鍵が開けられないよ~!」と言いに行くとおじさん大笑いしながら
「おお!それは問題だなぁ~!」とすぐ助けに来てくれた。
ホテルの部屋に入るというだけなのに、こんなにスリリングで楽しいイタリア!
ヤバイ!好き過ぎる!!!
こんなに開けるのが難しい古いドアも、閉めるとオートロックなんだよなぁ~。不思議。
ホテルのおじさんもすっかり私のことが気に入り、「君は笑顔がいいね!いつも笑っていてとても感じがいい!いい表情してるよ~。」と褒められた♪
おじさんに美味しいリストランテを教えてもらって最初の食事に。
そしてなんてことない建物の門があまりに素敵過ぎてパチリ。
by kusanohiromi | 2011-08-11 18:32 | イタリア