私の阪急電車
2011年 05月 04日
映画「阪急電車」を観に行った。(ネタバレなしなので安心してお読みください)
めっちゃめちゃイイ映画だった☆☆☆!!!もう胸キュンし過ぎて心臓が半分くらいにちっちゃくなっちゃった!
序盤であんなに泣いてしまうとは。
想定外のおもしろさだった。
阪急電車の今津線。
宝塚に始まって、宝塚南口、逆瀬川、小林、仁川、甲東園、門戸厄神、そして終点の西宮北口。
たったこの8駅にスポットを当てた物語。
私は小学校6年生まで、まさにこの「逆瀬川」に住んでいた。
懐かしかったなぁぁぁぁ~~~☆
「小林(おばやし)」の駅の変わってなさにも驚いた!
もうあれから20年が過ぎるのにほとんど変わっていなかった。
しかし、懐かしさも相まってこれだけ胸キュンしたのかと思いきや、隣で観ていた旦那も泣いていて、観終ってからも「こんなにイイ映画は最近ないね~。楽しかったねぇ~。」と相当ご満悦だった。
私にも阪急電車の思い出がある。
母が今でも胸に付けているペンダント。
ペンダントには私(1歳)と兄(3歳)の写真が入っている。
それは、30年以上前に「小林」のイズミヤで作ったペンダントだ。(イズミヤまだあるんやねぇ~。)
父によく「お馬さんだけしかいない動物園行くぞ。」と連れて行かれていた仁川の阪神競馬場。
そしてやはり一番の思い出は西宮北口!
私は小さいとき、兄と一緒に西宮北口まで英会話を習いに行っていた。
最初の数回だけお母さんと一緒で、そのあとは兄と二人だけで電車に乗って通っていた。
あのあずき色の阪急電車に乗って。
私たち兄弟は、英会話に行くのには別の楽しみがあった。
そっちの方が実は二人の目的となっていたかもしれない(笑)。
それは、帰りに西宮北口のペットショップに寄ることだった。
兄も私も動物や虫が大好きだった。
兄とペットショップでしばらく眺めていると、どうしても亀が欲しくなって兄と一匹ずつ買って帰った。
小さなミドリガメ。
その亀は、兄が学校のみんなに見せると言って持って行ったが最後、体育の授業中に何者かに水槽ごと盗まれて、あっという間に帰らぬ亀となってしまった。
そしてまたある時は、十姉妹(ジュウシマツ)がどうしても欲しくなった。
兄が意を決したように、「弘美、いいな。」と合図をした。
そして二人でお小遣いを出し合って、十姉妹のつがいと、鳥カゴと、鳥の寝床の“壺巣”とエサを買って帰った。
英会話の帰りに鳥カゴと小鳥をぶら下げているのだから、母はさぞかし驚いただろう。
しばらくしてその鳥はたまごを生んだのだが、実はペットショップの手違いで2羽ともメスで無精卵だったため、たまごは孵らなかった。
母がいつまで経っても孵らないたまごを動物病院に持って行ってくれて判明した。
「弘美ちゃん。あのたまごはどっちもメスだったから無精卵と言って孵らないんだよ。」と母に言われた瞬間、私は大泣きした。
「可哀想~!可哀想~!」とワンワン大泣きした。
無精卵と知らずにたまごを温め続けた鳥が不憫でならなかったのだ。
兄とまた西宮北口のペットショップに行ったら、店員さんが謝りながらオスを2羽くれた。
それでつがいが2組になったうちの鳥カゴは、次から次へと雛が生まれて21羽にまで増えた(笑)。
ま、あるとき私のミスで20羽を一度に死なせてしまうという大事件があったんだけど・・・。
小さいころは逆瀬川では母の買い物が終わるのを、Qちゃん焼きのお店でソフトクリームを舐めて待っていたなぁ。
小学校高学年になると逆瀬川の西武デパートに毎週吉本の芸人が来るのでダウンタウンや今田耕二なんかを観に行っていた。
懐かしい私の思い出。阪急電車。
みなさんも是非、観てみてください。
めっちゃめちゃイイ映画だった☆☆☆!!!もう胸キュンし過ぎて心臓が半分くらいにちっちゃくなっちゃった!
序盤であんなに泣いてしまうとは。
想定外のおもしろさだった。
阪急電車の今津線。
宝塚に始まって、宝塚南口、逆瀬川、小林、仁川、甲東園、門戸厄神、そして終点の西宮北口。
たったこの8駅にスポットを当てた物語。
私は小学校6年生まで、まさにこの「逆瀬川」に住んでいた。
懐かしかったなぁぁぁぁ~~~☆
「小林(おばやし)」の駅の変わってなさにも驚いた!
もうあれから20年が過ぎるのにほとんど変わっていなかった。
しかし、懐かしさも相まってこれだけ胸キュンしたのかと思いきや、隣で観ていた旦那も泣いていて、観終ってからも「こんなにイイ映画は最近ないね~。楽しかったねぇ~。」と相当ご満悦だった。
私にも阪急電車の思い出がある。
母が今でも胸に付けているペンダント。
ペンダントには私(1歳)と兄(3歳)の写真が入っている。
それは、30年以上前に「小林」のイズミヤで作ったペンダントだ。(イズミヤまだあるんやねぇ~。)
父によく「お馬さんだけしかいない動物園行くぞ。」と連れて行かれていた仁川の阪神競馬場。
そしてやはり一番の思い出は西宮北口!
私は小さいとき、兄と一緒に西宮北口まで英会話を習いに行っていた。
最初の数回だけお母さんと一緒で、そのあとは兄と二人だけで電車に乗って通っていた。
あのあずき色の阪急電車に乗って。
私たち兄弟は、英会話に行くのには別の楽しみがあった。
そっちの方が実は二人の目的となっていたかもしれない(笑)。
それは、帰りに西宮北口のペットショップに寄ることだった。
兄も私も動物や虫が大好きだった。
兄とペットショップでしばらく眺めていると、どうしても亀が欲しくなって兄と一匹ずつ買って帰った。
小さなミドリガメ。
その亀は、兄が学校のみんなに見せると言って持って行ったが最後、体育の授業中に何者かに水槽ごと盗まれて、あっという間に帰らぬ亀となってしまった。
そしてまたある時は、十姉妹(ジュウシマツ)がどうしても欲しくなった。
兄が意を決したように、「弘美、いいな。」と合図をした。
そして二人でお小遣いを出し合って、十姉妹のつがいと、鳥カゴと、鳥の寝床の“壺巣”とエサを買って帰った。
英会話の帰りに鳥カゴと小鳥をぶら下げているのだから、母はさぞかし驚いただろう。
しばらくしてその鳥はたまごを生んだのだが、実はペットショップの手違いで2羽ともメスで無精卵だったため、たまごは孵らなかった。
母がいつまで経っても孵らないたまごを動物病院に持って行ってくれて判明した。
「弘美ちゃん。あのたまごはどっちもメスだったから無精卵と言って孵らないんだよ。」と母に言われた瞬間、私は大泣きした。
「可哀想~!可哀想~!」とワンワン大泣きした。
無精卵と知らずにたまごを温め続けた鳥が不憫でならなかったのだ。
兄とまた西宮北口のペットショップに行ったら、店員さんが謝りながらオスを2羽くれた。
それでつがいが2組になったうちの鳥カゴは、次から次へと雛が生まれて21羽にまで増えた(笑)。
ま、あるとき私のミスで20羽を一度に死なせてしまうという大事件があったんだけど・・・。
小さいころは逆瀬川では母の買い物が終わるのを、Qちゃん焼きのお店でソフトクリームを舐めて待っていたなぁ。
小学校高学年になると逆瀬川の西武デパートに毎週吉本の芸人が来るのでダウンタウンや今田耕二なんかを観に行っていた。
懐かしい私の思い出。阪急電車。
みなさんも是非、観てみてください。
by kusanohiromi | 2011-05-04 01:09 | 家族