カテゴリ:イタリア( 165 )

 

リパリの一日

e0122770_0421557.jpgリパリ島二日目。
この日、本当はリパリ島から船で、ある島に遊びに行く予定だったんです。
それは・・・。アリクディ島。

アリクディ島というのは、エオリエ諸島の中でも一番小さい島で、人口は60人。
車の無い島で、階段で移動。電気も最近通ったばかり。静かな海と空に囲まれた大自然なのです。

実は、私がイタリア語を始めたきっかけが、このアリクディ島だったんです。この島に静かに暮らす作家さんの真っ白い家の写真に胸を打たれてイタリア語を始めました。
どうしても新婚旅行でアリクディ島に行きたかったんだけど、不便さと船の本数からやむなく断念。そこで、地元の人がこぞって勧めてくる「カネット」という隣町にバスで行くことに。

広場にいた警察官に「カネット行きのバスはどこから乗るんですか?」と尋ねると、「ここから」だと言うので、バールでビールを飲みながらゆっくり待っていました。
e0122770_043480.jpg1時間後、やっとバスが来たぁぁぁ!と乗り込もうとすると「このバスはカネットには行かない。」と言われるし。適当やなー!

しかたなく港まで歩いていき、カネット行きのバスを発見、乗り込んだ。
着いたのは12時。
お昼でも食べようか~って今から16時まで店はぜーんぶ昼休みやしっ!!!
リパリはほんと、便利に慣れている日本人にはキツイです。

ビーチで水着になり日光浴。
静かで平和で、世界にはこんな場所があるんだなーっと感動。

帰りのバスも待てども待てども来ない。
16時になってやっと到着。
バスも昼休みなんかな?

で、リパリの港に戻った私たちはそこでまた素敵な出会いをしました。
リパリをこよなく愛す、リーノという若いタクシー運転手。
そのリーノがたった40ユーロで島の周遊に連れて行ってくれたのです。

私がイタリア語が分かるのでイタリア語でずっと観光案内。e0122770_0451035.jpg途中途中で降ろしてくれて、色んな説明をしてくれたりワインの試飲をさせてくれたり。
そして最高のアングルで写真も撮ってくれる。
そのこだわりはリパリを愛している証拠!

島の裏側に周ると、すぐそこには映画『イルポスティーノ』の舞台のサリーナ島が!
リパリには一箇所だけエオリエ諸島7つ全てが見えるスポットがあって、そこにも連れて行ってくれた。ヴルカーノ、パナレア、サリーナ、ストロンボリ、フィリクーディ、アリクーディ。

で、最後にさっき二人でバスで行った「カネット」を通りました。

そこで、リーノの説明で驚きの事実判明!
実はさっき行ったところは誰でもいけるところで、町の人が口々に『めっちゃキレイだよ~!』と言っていた「カネットのホワイトビーチ」は別の場所にあることが分かりました!
さっきのビーチからボートでしか来れないホワイトビーチ。
夏にはそこに露天やバールが出来て、遅くまで音楽がかかって若者たちで賑わうんだそうです!
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そうか!
だから私たちが行ったところはあんなに寂しい場所だったのね!

1時間半かけて島30キロを一周し、ついでにホテルまで送ってもらったのに40ユーロ。
リーノいいヤツ!
これは『クワットロチェントオッキ(4百の目)』と呼ばれるスポット。あまりに美しいパノラマからその名が付けられたそうな。
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by kusanohiromi | 2007-05-08 00:39 | イタリア  

南の人情!!!

新婚旅行5日目。
タオルミーナを後にした私たちは、イタリアのシチリア島の上にちょぼちょぼと7つの島からなるエオリエ諸島のリパリ島へ移動しました。※タオルミーナジャルディーニ駅
e0122770_332244.jpgタオルミーナから汽車に乗り、カターニャで乗り換え。

このカターニャからの普通列車で南イタリアならではの素敵な体験をしました。

個室になっている列車の座席のドアを開けるとそこにはおじいちゃん、釣り人、インテリ系、の3人のイタリア人たちが楽しそうに談笑していました。
明らかに外人の私たちに「プレーゴ、プレーゴ(どうぞ、どうぞ)。」と言って座らせてくれて。
あとで分かったんだけど、この3人実はこの座席にたまたま乗り合わせただけの他人同士。

3人とも興味津々に私たちに次から次へと質問を投げかけます。
「どこに行くんだ?」
「○○にはもう行ったか?」
「行き方は分かるか?」などなど・・・。

「新婚旅行で来た」と言うと、おじいちゃんが涙を流して大笑いしながら「おめでとう!おめでとう!」と私たちの手を握る。
インテリ系の人は、私が持ってきたガイドブックを見て、いろんな地名と名所を教えてくれる。
そして、釣り人のミケーレがその先リパリ島まで連れて行ってくれることに!!!

列車を降りるとき、おじいちゃんが泣き出した。そして「おめでとう。可愛いベイビーを産むんだよ。元気でね。」とキスの挨拶。なんて感情が豊かなんだろう~!!!
※おじいちゃんと
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その後、プルマンというバスのようなものにミケーレと乗って港まで行き、船の切符もミケーレが一緒に買いに行ってくれました。おかげで、予定より1時間も早い船に乗ることが出来ました!!!

さらにミケーレは別の乗客に話しかけ、リパリ島でこの子達が迷わないように見てやってくれって頼んでくれたのです。そんでもって私と電話番号とメアド交換。「困ったことがあったら隣の島にいるからいつでも連絡して~。」って。なんて親切なの!?
※ミケーレと
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リパリ島に着いてからがまたすごい。
私ってばホテルの場所の地図さえ持ってきておらず、「さて?こっからどうやって?」と途方にくれた。

そのときはまだ、ホテルが崖の上にあることを知らない私は、町の人たちが「そのホテルはタクシーじゃないと行けないよ。」と言っていたのにかかわらず、バスの運転手さんに尋ねてみた。

するとバスの運転手さんは「いいよ。乗りな。」って。
乗ってしばらくして、一人の乗客を降ろすとバスはUターンして・・・・。
なんと!!!
バス停すらないのにホテルまで連れて行ってくれました!!!
親切過ぎる!!!っていうかアバウト過ぎる(笑)!!!
さらに!!!
そこから先は乗客の女の子が「こっから先は私が連れて行ってあげる。着いてきて。」っと、歩いてホテルまで連れて行ってくれたのです!!!

日本じゃ絶対に有り得ない~!
まずバスUターンしないし~。
バス停じゃないところに行かないし~。

ここまで来ると、日本人なんて全くいないんだけど、南イタリアの熱ぅ~い人情にとっても心が温まり感激しまくりですよ。
※ホテルはこんな崖の上にありました!満潮で水に濡れながらスーツケースを持ち上げて行くのは大変!やっぱりタクシーで来るべき場所なのね。
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でもホテルの部屋からの眺めは最高!e0122770_371498.jpg
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本当に田舎で、16時まではほとんどのお店がお昼休みに入っちゃって日本人にはキツイけどさ。
リパリ島に惚れました~。



メルカート大好き!
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ホテルのピアノ弾いてます~!
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ホテルのプールです。夜は一段と素敵でした!
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by kusanohiromi | 2007-05-07 02:49 | イタリア  

タオルミーナの夜

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この日、ひ孫の代まで言い続けてやる!という事件が起きました。
冗談じゃなく、人生で最高の日と最悪の日がいっぺんにやってきました。

ミクシィに公開したらだいぶ反響があったのですが、公の場に公開するには強烈過ぎるのと、旦那の「勘弁してください。」という申し出があったため、残念ながらここには書けけませんが。

まあ、そうだね。一言で表すと「ゲロッコツ」。とだけ言っときましょうかねぇ?各々に想像しておいて下さい。

この日、ロープウェーに乗ってかの「イソラベッラ」へ行ったり、タオルミーナのてっぺんのカスッテッロに登ったりしました。
さあ、いざイソラベッラへ!
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いやぁ~、水着をホテルの部屋に置いてきたのは間違いだった!
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分かりますか?この水の透明度!!!
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ウソみたいな青さです。
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カステッロからの展望はまさに絶景で、さらに斜め後ろには「断崖絶壁」の上に作られた集落「カステルモーラ」を望むことができます。何で人って高い所に住みたがるんやろ?
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タオルミーナの地形の関係上(崖→海)、開けている町の部分の面積は狭く細長く、その為シチリアが見渡せる絶景を眺め、山から下りてきて「ふー」っと汗を拭いて見上げるとそこは高級ブティック店、という落差の激しさでした(笑)。e0122770_243179.jpg

夜がまた最高。
バールでワインを飲み(これがまた美味い!)、ほろ酔い気分で歩いていると、有名な4月9日広場という広場で演奏しているミュージシャンに「ジャッポーネ?」と声を掛けられました。
「スィ、ソノジャッポネーゼ」(はい。日本人です。)と答えると、歌っているところに呼ばれ、ギャラリーに囲まれながら一緒に歌い、私たちは遠い異国の果てで拍手喝采を浴びました。
なんと楽しいんでしょうっ!

その後食べた食事がまた最高!
本当に、今まで食べた料理の中で一番美味しかった!その日の朝に摂れたウニで作ったウニのパスタ!絶品!
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この季節、どこも店の外に綺麗なテーブルクロスのかかったテーブルがたくさん出ていて、ほとんどの人が店内ではなく外のテーブルで食事をするんだけど、おかげで通りかかったおじさんと森本選手の話で盛り上がりました。

このおじさん、アントニオと言うんだけど「困ったことがあったら電話しておいで。」と電話番号を書いてくれました。南イタリアって最高だね。
ま、その後事件が起こるんだけどね・・・。すごかったです。

イタリアであんなことになるとは・・・。一生忘れられない旅行になりました。
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by kusanohiromi | 2007-05-06 02:32 | イタリア  

グランブルーの世界

e0122770_227576.jpg世界遺産の町、アルベロベッロをたった1泊で後にし、私たちは次なる目的地「タオルミーナ」へ。
アルベロベッロまで昨日と同じ運転手さんが迎えに来てくれてバーリ空港まで送ってくれました。
この人。イタリア人なのに超シャイシャイBOY(おじさん?)で超無口。e0122770_25199.jpg全くしゃべらない上に常に130キロで飛ばすもんだから恐ろしかったぁ~(笑)
※写真はシャイシャイおじさんと。

バーリ空港からカターニャへ。隅々まで美しいバーリ空港と違いカターニャは「南」のニオイぷんぷんな感じ。

カターニャ空港へ迎えに来てくれた運転手「ジュゼッペ」は、とても良い人ですぐに仲良くなりました。自己紹介から始まり、私たちの名前も覚えようとしてくれ、カターニャからタオルミーナの道すがら、ずーっと町の案内をしてくれました。
途中自分が住んでいる町が高速道路の下に見えると「あそこ!あそこ!ここが僕が住んでいる町だよ。キレイでしょ~!」っと誇らしげでした。

タオルミーナ到着。タオルミーナは。今までで最高の町でした!!!

あの、映画『グランブルー』の舞台となった無人島「イソラベッラ」がある町です。
切り立った崖の上にあり、眼下には真っ青な海が!
でもヨーロッパ屈指の高級リゾートってこともあり、バールやレストランの数は半端ない!
銀行やブティックやお土産やさんがずっと1本の通り沿いにあり、なんともコンパクトで遊びやすい。
バールでビールとピザを注文。
外のテラスで食べたあのひと時は本当に最高でした。
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それに南の人はとにかくフレンドリーで親切。明らかに外国人の私たちにも道で会ったら必ず「ボンジョルノ」って挨拶してくれる。
素敵!

また、秋に一人で来たときから私の語学力がグンとレベルアップしていて、少々の会話のキャッチボールが出来るし、ネイティブスピードでも相手の言っていることがだいたい分かる。(もちろん相手が言葉を選んで話してくれてるからだと思うけど)
もうこりゃたまらない。

夜はドゥオーモの前にあるレストランへ行きました。
料理がなんと美味しいことか!!!とにかくシチリアは魚が美味い!
こんな美味しい料理は今まで食べたことがない!エビのぷりっぷりのマリネがたまらなく美味しかった!

夜は深夜1時過ぎまでバールが賑わいみんなとっても楽しそうでした!タオルミーナ最高!!!

※後ろに見えるのが「イソラベッラ」です。
美しすぎて嘘みたいな写真でしょ!?
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ホテルのテラスにて。
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ちょうど『4月9日広場』の教会で結婚式をやっていました。
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ちょっとした路地も全て素敵なんです。e0122770_294737.jpge0122770_21001.jpg
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by kusanohiromi | 2007-05-04 02:04 | イタリア  

さっそくイタリア日記~出発~

とぉぉ~っても私事ですが、プライベートでは4月28日に結婚式、30日にパーティ、5月3日から新婚旅行、というスケジュールのためしばしライブ活動をお休みしておりました。

新婚旅行は私の大大大好きな『イタリア』に行ってきましたので、写真を載せつつこの素敵な旅路をご紹介したいと思います。

さて。
5/3に日本を飛び立った私たちですが、成田→ローマ→バーリという初日の予定が航空会社のストライキのためローマ止まり。

「ローマに着いたらアリタリア航空のスタッフに宿泊ホテルを問い合わせて下さい。」と言われて「は~い!着くまでホテルが分からないなんて、サプライズみたいで素敵ですね!」なんて余裕をかましていた私ですが。

当たり前のようにローマのアリタリア航空のカウンターに行けばイタリア人が座っているわけで。
「問い合わせて下さい。」・・・ってどうやって?
なんとなく「どこかに日本人の社員がいるのだろう。」なんて思っていたのは甘かったね。
日本人なんていませんでした。

たまたま英語がしゃべれる日本人で、同じバーリに飛ぶはずだった人がいたのでその人が交渉してくれて。
日本では「ホテルはアリタリア航空が準備します」って言われてたのに実際には「自分で探して」なんて言われちゃって。
一時は焦ったけど無事ホテルへ送迎してくれました。

しかしあれだね。
そういう対応するときも、イタリア人はガムを噛むのね。
そして人が並んでも絶対急がない。
ゆっくりゆっくり雑談しながら(苦笑)。

ローマに一泊し、翌朝8時にはホテルを出たのですが。
何故かまたもやカウンターをたらいまわし。
何故?

なぜだかは分からなかったけど、結局9時半の飛行機に乗せてもらえず次の飛行機に振り返られたのです。
そして肝心の次の飛行機も1時間半遅れって(苦笑)。
仕方が無いのでパチリ。だってまだ一枚も写真撮ってないんだも~ん。
それにしても後ろ見て!めっちゃ見られてる(笑)!
もしかして私下半身丸出しなんかっ?って思うほど。
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バーリへ着いたのはもう4時半くらい。
予定の17時間遅れです。

バーリ空港までは運転手さんが迎えに来てくれて、世界遺産の町、アルベロベッロへ行きました。
憧れのアルベロベッロ!
トゥルッリという三角屋根と白い建物が超キュートな町です。
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しかも。ずっと本でしか見たことがなかったトゥルッリの中に宿泊!
超感激しました~!
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「ようこの店」というお土産物屋さんに、アルベロベッロに住んで15年という日本人がいて(つーかようこさん)、色んな情報を教えてもらいました。
職人が作っているジェラート屋さんでジェラートを食べたり、美味しいと噂のレストランへ行ったり。
夜は20時半くらいまで明るく、町全体が白いので、日が沈みかけたころのライトアップはもう美しくて美しくて。
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トゥルッリの管理人や明日朝迎えに来る運転手さんともイタリア語会話が出来て満足、満足。
イタリア人がもうちょっと働いてくれたら、もうちょっとこの町が楽しめたんだけどね。
ま、ここはあなたたちの国ですから。
従いますよ、はい(笑)。
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by kusanohiromi | 2007-05-03 19:40 | イタリア