リパリの一日

e0122770_0421557.jpgリパリ島二日目。
この日、本当はリパリ島から船で、ある島に遊びに行く予定だったんです。
それは・・・。アリクディ島。

アリクディ島というのは、エオリエ諸島の中でも一番小さい島で、人口は60人。
車の無い島で、階段で移動。電気も最近通ったばかり。静かな海と空に囲まれた大自然なのです。

実は、私がイタリア語を始めたきっかけが、このアリクディ島だったんです。この島に静かに暮らす作家さんの真っ白い家の写真に胸を打たれてイタリア語を始めました。
どうしても新婚旅行でアリクディ島に行きたかったんだけど、不便さと船の本数からやむなく断念。そこで、地元の人がこぞって勧めてくる「カネット」という隣町にバスで行くことに。

広場にいた警察官に「カネット行きのバスはどこから乗るんですか?」と尋ねると、「ここから」だと言うので、バールでビールを飲みながらゆっくり待っていました。
e0122770_043480.jpg1時間後、やっとバスが来たぁぁぁ!と乗り込もうとすると「このバスはカネットには行かない。」と言われるし。適当やなー!

しかたなく港まで歩いていき、カネット行きのバスを発見、乗り込んだ。
着いたのは12時。
お昼でも食べようか~って今から16時まで店はぜーんぶ昼休みやしっ!!!
リパリはほんと、便利に慣れている日本人にはキツイです。

ビーチで水着になり日光浴。
静かで平和で、世界にはこんな場所があるんだなーっと感動。

帰りのバスも待てども待てども来ない。
16時になってやっと到着。
バスも昼休みなんかな?

で、リパリの港に戻った私たちはそこでまた素敵な出会いをしました。
リパリをこよなく愛す、リーノという若いタクシー運転手。
そのリーノがたった40ユーロで島の周遊に連れて行ってくれたのです。

私がイタリア語が分かるのでイタリア語でずっと観光案内。e0122770_0451035.jpg途中途中で降ろしてくれて、色んな説明をしてくれたりワインの試飲をさせてくれたり。
そして最高のアングルで写真も撮ってくれる。
そのこだわりはリパリを愛している証拠!

島の裏側に周ると、すぐそこには映画『イルポスティーノ』の舞台のサリーナ島が!
リパリには一箇所だけエオリエ諸島7つ全てが見えるスポットがあって、そこにも連れて行ってくれた。ヴルカーノ、パナレア、サリーナ、ストロンボリ、フィリクーディ、アリクーディ。

で、最後にさっき二人でバスで行った「カネット」を通りました。

そこで、リーノの説明で驚きの事実判明!
実はさっき行ったところは誰でもいけるところで、町の人が口々に『めっちゃキレイだよ~!』と言っていた「カネットのホワイトビーチ」は別の場所にあることが分かりました!
さっきのビーチからボートでしか来れないホワイトビーチ。
夏にはそこに露天やバールが出来て、遅くまで音楽がかかって若者たちで賑わうんだそうです!
e0122770_0511722.jpg
そうか!
だから私たちが行ったところはあんなに寂しい場所だったのね!

1時間半かけて島30キロを一周し、ついでにホテルまで送ってもらったのに40ユーロ。
リーノいいヤツ!
これは『クワットロチェントオッキ(4百の目)』と呼ばれるスポット。あまりに美しいパノラマからその名が付けられたそうな。
e0122770_055231.jpg
e0122770_0551513.jpg
[PR]

by kusanohiromi | 2007-05-08 00:39 | イタリア  

<< それでもイタリアを愛さずにはい... 南の人情!!! >>