おでかけの話
2013年 08月 02日
赤ちゃんとのおでかけ。
それは新米ママにとっては、とっても緊張するものなのです。
息子が生後ちょうど3週間のとき、私は母乳育児が痛くて苦痛でおっぱいマッサージへ出掛けることになりました。
調べてみるとそれは本当にたまたま偶然!実家のすぐ近所。
歩いて5分ほどの距離でした。
しかしそのたった5分が。
初めての抱っこ紐に母と苦戦しながらようやく息子を入れ、寒くないように上からケープを掛け、さぁ行ってきます!
初めて赤ちゃんを連れて歩く自分の姿ってどんなだろう?ちゃんとママに見えるかな?
っと、玄関の鏡を覗くと・・・。
息子のあんよが顔の横からぴょんっと出ているではありませんか!
なんと、抱っこ紐の腕を入れるところに脚を入れてしまっていたのですねぇ~(笑)。
赤ちゃんは体が柔らかいのでウンともスンとも言わず涼しい顔。
しかし足が紫色になっていたので、母と慌てて抱っこ紐をはずしました~。
テンパリ過ぎっ!
そしてようやく外へ。
うちの前は白線も何もない細い道路。
地元の人しか通らない道です。
なのに終始ドキドキ!!
あ~、私こんなに小さな生まれたての赤ちゃんを連れて歩いてる~。大丈夫かしら~。
おっぱいマッサージをやってくれる助産師会までは1回だけ横断歩道を渡ります。
もうそのときは、右見て左見てもっかい右見て、さーてもっかい左見て、つまづかないか下見て、それこそ槍が降ってこないか上見て・・・、状態(笑)。
車がちゃんと減速してくれるか全くもって信用できません。
あー、あの自転車こっちに突っ込んでくるかも!
あの原チャリ確認せず左折するかも!
もう全てのものが信用できない(~_~;)
そもそも、抱っこ紐も突然はずれて落ちるかもって思って両手で息子を支えてるもんだから、肩はガッチガチに凝る。
外はなんて危険がいっぱいなの!?っと再発見したのでした。
それが最初のおでかけ。 懐かしい(#^.^#)。
東京に帰ってきてからも、初めてベビーカーに乗せて出かけたときのあのなんともウキウキした感じとドキドキ感は忘れもしない。
産後1ヵ月は赤ちゃんと共に寝たり起きたりの生活ですから、そろそろ出かけたくてウズウズしてる頃。
たった10分強の近所のスーパーへ行くだけなのに、授乳して、オムツ替えて、日焼け止め塗ってあげて、ベビーカーの説明書見て(笑)、で出かけようとしたらまたウンチしてて・・・。
ベビーカーをどこで開こう?玄関?マンションの前?などと、
ベビーカーに乗せるまでに40分かかったんだよなぁ~。(かかり過ぎ!?)
最初の数週間は、おでかけする前の日から「何時に起きて、何時に授乳して、何分までには自分も化粧して・・・・・」って段取りを全て紙に書いていました。
それだけ赤ちゃんを連れて外に出ることは緊張とプレッシャーだったんですねぇ~!
特に、授乳をいつどこでするかってのは、赤ちゃんの死活問題に関わるのでかなり気を使います。
もちろんそれを上回る喜びもあるんだけどねっ!
助産師のおばあちゃんが言っていました。
世の中たくさんのママが赤ちゃんを連れておでかけしているけど、なんとも無い顔してサラっとしているけど、みんな授乳のタイミングなんかを計算しながら外出してるのよ~って。
そうなのかぁって思いました。
実際自分も今ではすっかりそうです。
電車に乗り継ぎ乗り継ぎ・・・ってやってるとき、授乳時間が空いてしまうとなんとも辛く切ない気持ちになる。
早くおっぱいをあげたいって焦って涙が出そうになる。
そんな思いをしながらも、赤ちゃんを連れておでかけを楽しみたいのです。
赤ちゃんと一緒に楽しみたいのです。
これからも色んな情報を集めて赤ちゃんとたくさんおでかけしようと思います。
by kusanohiromi | 2013-08-02 16:35 | 家族