3歳児、三輪車の旅

私は元々、幼少期の頃の記憶がかなり鮮明に残っている方だと思う。
家族と離れて暮らすようになってからは、小さい頃のことを度々思い出すことがある。

妊娠してからは特に、両親はよく3人も騒がしい子どもを育ててくれたなぁ~と感謝の気持ちと共に思い出すことが増えた。

そんな小さなころのひとつのエピソード。
私は一歳だったので、さすがに母から聞いた話ですが。

兵庫県宝塚市に住んでいたころ。

母の自転車の後ろに乗せられて、スーパーへ夕飯の買い物に連れて行かれました。
スーパーでひとしきり買い物を終え、駐輪場を出ようとしたそのとき。

一歳の私が

「お兄ちゃんの!!!」と叫んで指をさしたのです。

その先には、兄の三輪車が。

最初母は、「同じ三輪車」かと思ったのですが、よく見るとそれは確かに兄の三輪車でした。

そのとき兄は3歳。

スーパーは大人の足で10分という距離で、三輪車を漕ぐには決して近いとは言えない距離。

「あら大変!」と、母は慌てて私を連れ、またスーパーの中に舞い戻りました。

スーパーの中を探し回ると・・・。

いた!

お惣菜コーナーに!!!

3歳の兄は、お惣菜コーナーの「がんもどき」の前で「シュークリーム!シュークリーム!」と連呼していたのですっ!!!

そして売り場のおばさんが相手をしてくれていて、「シュークリームじゃないよ~?」と言ってくれていたらしいのですが、あまりに「シュークリーム!シュークリーム!」とその場を離れないので
「本当にシュークリームかなぁ?」と言って、なんと!

売り物のパックを開けて生のがんもどきをかじらせてくれていたのでした。

母が見つけたときには、味のないがんもどきを不思議そうな顔して頬張っている姿でした。

がんもどきまで買うことになった母ですが、なんとも微笑ましいエピソード。

兄は、自転車に妹を乗せて買い物に行った母を追いかけて、三輪車をキコキコ漕いでスーパーまで来てしまったのです。

最初の目的は母親だったのでしょうが、きっと“がんもどき”がベビーシューに見えて気になってしょうがなかったのでしょうね。

今の時代では、売り物のパックを開けて食べさせてくれる・・・なんて考えられませんので、なんだかホッコリする草野家の思い出です。

そして一歳の私が兄の三輪車を見つけなければ、行方不明の兄を探すもっと大騒ぎになっていたでしょう。

でかした!私!

子育てって、かわいいエピソードがいっぱいですね!
そうやって育ててくれて、ありがとう。
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by kusanohiromi | 2012-10-15 14:14 | 家族  

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