人生初のバードウォッチングツアー♪
2012年 01月 22日
初のツアーなのに、鳥だけでなくとんでもないものまでウォッチングすることになるのですが・・・。
きっかけは、ネットで色々鳥のことを調べていると「鳥くん」という野鳥研究家がいることを発見。
さかなクンならぬ鳥くんは、頭に鳥の帽子を被っており、元ミュージシャン。
いかにも面白そうでしょ。
その「鳥くん」は、色々なバードウォッチングツアーの案内人も務めており、そのうちの一つ「鳥くんと行く♪のんびり冬の小鳥と碓氷峠の釜飯弁当ツアー」というツアーのネーミングに惹かれて申込みました。
何日もかけて旦那を口説き落として・・・(笑)。
碓氷峠とは群馬県小根山にある。
この旅の目玉は「ミヤマホオジロ」という鳥でした。
カシラダカとよく似ているけどミヤマは黄色と黒のコントラストが特徴の鳥。
胸に黒いハッキリとした三角巾の模様があります。
この冬、4羽が渡ってきているとのことでした。
冬の雪山に到着し、バードウォッチングをする予定の山小屋に到着。
すると、パトカーが停っていました。
山小屋に入ると、管理人のおじさんがこう言ってきました。
「自殺志願者が山に入ってねぇ~、今日で搜索三日目なんだよ~。警察が寝泊りしてるからこっちの部屋は使えないよ~。ごめんね~。」
え、え、え!なぬぅ~~!
でもおじさん曰く、全然珍しいことじゃないんだとか。
去年だけでも何回見たことかって言うおじさん。
ちなみに野鳥はとっても警戒心が強く敏感。
人がウロウロしているともちろん降りてこないし、一度人が通ると30分くらい降りてきてくれなくなってしまう。
だからバードウォッチングとしてはあまりよろしくないんだけど、ご主人やご家族、ご友人の方が警察と一緒に雪山の極寒の中探している姿を見るとなんとも身につまされる思い・・・。
そんな中、ヤマガラ、カシラダカ、シジュウカラ、コゲラ、アトリ、ヒガラ、そしてミヤマホオジロもちゃんと姿を見せてくれました!!!
やったぁ~!
そして数時間ののち。
ご遺体も発見されてブルーシートに包まれて私たちの山小屋の方へと運ばれて来ました。
鳥は、自然の中で生きていくのは命懸け。
海を渡るのも命懸け。
やっと渡ってきても、天敵に襲われたり、餌が上手く取れなかったりと、その日々は命懸け。
人間も命懸け。
でも鳥は自分で死なない。どんな厳しい状況の中でも、「生きる」「生きよう」とする選択肢しかない。
人間だけだよな~、自ら命を絶つのは。
なぁ~んて、鳥を見ながら妙に思ってしまったバードウォッチングなのでした。
ちなみに鳥くん、めっちゃロックでぶっ飛んだキャラでかなり面白かった。
音楽の話で旦那と盛り上がっていました。
きっと鳥界の異端児なんでしょう?(勝手な想像で言ってごめんなさい。)
鳥にはもちろん詳しいし、熱っぽく語ってくれるし、分かりやすく色んなことを教えてくれる。
鳥を知ることで、自然や環境のことにもいつの間にか関心が向くし、気が付けば人間が起こし続けている矛盾にも気付く。
そんなことも鳥くんは教えてくれる。
例えば川には深いところや浅いところ、流れの早いところや水が溜まるところがあるから色んな種類の生物が生息できて食物連鎖が成り立っているのに、「河川整備」などや「河川緑地化」などとうたって川底をぜーんぶ同じ一定の深さにしてしまう。
それによって生息できる種は僅かになってしまう。
よく考えたらさ。誰もが知ってるあのカラスの歌。
「カラス~♪なぜ鳴くの~、カラスは山にぃ~♪かわいい7つの子があるからよ~♪」って。
今やカラスは山にいない。
人里のゴミばかり漁るようになってしまった。
それでカラスを邪魔者扱いして税金かけて対策しているけど、カラスを人里へ誘導したのは人間だよ。
そんなことに、鳥を見ていると気付かされる。
鳥も動物も住みやすい星になればいいのに。
鳥くん、そして鳥さんたち、ありがとうーーーーー!
また行こうと思います。
# by kusanohiromi | 2012-01-22 00:48 | Comments(0)






















